『おおぐま座さんのそういうところ』

北斗七星をその身に抱くおおぐま座さん。その姿が目に入ると、迷っていた場にも進む方向が見えてくるような頼もしさがあります。

堂々とした統率力と、道がなければ作ってしまう大胆な発想。そんなおおぐま座さんの歩幅を、少し追いかけてみましょう。

『おおぐま座さんのそういうところ』

おおぐま座さんは、場が迷っているほど元気になります。誰も決められずに話がぐるぐるしていると、「では、こうしましょう」と流れを引き寄せる。声を張り上げるわけではないのに、その一言で空気が動くことがあります。まだ全員が椅子から立っていないのに、本人の中ではもう出発しています。早い。せめて荷物を持つ時間はください。

頼もしいのは、前例がない場面でもひるまないところです。決まった道が使えないなら、別の道を探す。なければ作る。困難を前にして慎重になる人が多い中、おおぐま座さんはむしろ発想が広がっていきます。「やったことがない」は、止まる理由ではなく、試してみる理由になりがちです。その大胆さが、停滞していた状況に風穴を開けます。

一度方針を決めると、簡単には揺らぎません。途中で小さな問題が出ても、「ここまで来たなら進みましょう」と押し切る力があります。迷っている人にとって、その背中はかなり心強いものです。誰かが不安そうにしていても、「大丈夫です」と言うより、「大丈夫にします」と言いそうなタイプ。説得というより宣言ですが、妙に納得させられてしまいます。

ただ、その自信には少しだけ豪快すぎるところがあります。本人が順調に進んでいると、周囲も同じ速度でついてきているように見えてしまう。小さな違和感や控えめな意見は、大きな流れの中に紛れがちです。悪気はありません。おおぐま座さんの視線が、次の一手やその先の展開へ向くのが早すぎるのです。ときどき点呼もお願いします。

しかも、これまで本当に何とかしてきた経験が多いのでしょう。だから「今回も何とかなる」という感覚にも、それなりの根拠があります。その成功体験が自信を育て、さらに大胆な判断につながっていく。立派な循環ですが、少々スケールが大きい。周りがまだ気になっている点を説明している途中で、本人の中ではすでに解決済みになっていることもありそうです。会議は終わっていません。

それでも、おおぐま座さんが前に立つと、止まっていた人まで「少し動いてみようか」という気持ちになります。ただ強く引っ張るのではなく、まだ道の見えない場所に「こちらへ進めそうです」と方向を示してくれるからです。北斗七星を抱くおおぐま座のように、本人は先へ進みながら、気づけば周りにとっての目印にもなっている。少しくらい歩幅が大きくても、その姿が見えると迷いの中から一歩を踏み出せる。それがおおぐま座さんの、頼もしくて少し豪快な「そういうところ」です。

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